2021年3月に壮絶ないじめ被害の末なくなった廣瀬爽彩(さあや)さん(当時14歳)。
2024年現在ようやく、
いじめがあったことの因果関係が認定されました。
新たな加害者の名前も明らかになってきています。
今回の事件についていじめをしていた加害者や
隠蔽したと言われている教師らなどの関係者を
相関図でまとめたものをお伝えします。
旭川いじめ加害者の相関図!実名や顔写真付き
相関図
旭川いじめ事件の加害者の実名は
当時未成年であった頃から正式には公開されていません。
しかし、ネットでは特定されていて、
相関図もまとめられていました。
加害者の実名・顔写真
いじめの加害者の名前も特定されています。
旭川いじめ事件
— emanon👼3_9 (@midnigh61739182) April 19, 2022
加害者本名流出
中尾真穂
赤井楓翔
佐藤飛翔
竹内璃夢
服部鈴音
吉田優樹
藤本想大
菅野未里 pic.twitter.com/UBZAdLkznP
この連中の刑事責任は問われないのか?#旭川女子凍死事件の再捜査を求めます
— 旭川夢夢夢 (@asahikawa_xxx) June 30, 2024
旭川女子凍死事件の再捜査を求めます pic.twitter.com/d342uyN19r
- 中尾真穂
- 赤井楓翔
- 佐藤飛翔
- 竹内璃夢
- 服部鈴音
- 吉田優樹
- 藤本想大
- 菅野未里
加害者は8名が特定されていて、
同じY中学校に通っていた2学年上のA子、B男、F男、G男、
近隣のZ中学に通うC男、D子、E子
菅野未里の8人が加害生徒と認定されています。
事件の関係生徒は、爽彩さんと同じY中学校に通っていた2学年上のA子、B男、近隣のZ中学に通うC男、D子、E子の5人だったが、今回の聞き取り調査によって、Y中学校の上級生のF男とG男もイジメを行った加害生徒として認定された。
引用:文春
旭川いじめ加害者の発言がやばい
爽彩さんへのイジメが発覚してから2年後、
中学校を卒業した加害者らが
文春のインタビューに答えています。
A子「正直何も思ってなかった」
A子の発言内容をまとめました。
- 爽彩さんは友達
- 爽彩さんのわいせつ画像は持ってないが、見たことがある
- 自分でする行為を指示したのはD子
- 嫌がっていたか?→うーん、まあ、うん
- 自分はいじめの主犯格ではない
- C男、D子、E子が私を悪者にしている
これらの行為をいじめだと思うかという質問には、
うーん……別にどっちでもないんじゃないです? 本人最初嫌がっていたとしても、どっちにせよ最終的には(自慰行為を)やってるんだから
引用:文春
と答えています。
さらに、爽彩さんが亡くなったことについては、
「うーん、いや、正直何も思ってなかった」
引用:文春
と答え、謝罪もお悔やみの言葉もなかったそうです。
B男「悪ふざけ」
- 爽彩さんと出会ったのは2019年の4月頃
- オンラインゲーム『荒野行動』で繋がった
- 印象は普通の子
- C男が爽彩さんにわいせつ画像を撮らせた経緯はわからない
- C男が爽彩とビデオ通話してそれをスクショして送ったみたい
- C男、A子と自分のグループLINEに送られてきたが自分は誰にも送っていない
- 行為強要しついてはC男、D子、E子が『やってほしい』となって、自分とA子はどっちでもよかった
- 自分は見たくなかったからフードをかぶって見ていない
- 他の4人は見ていた
- 強要とか脅しはない
- 川に飛び込んだ時もその場にはいなかった
- A子から電話がかかってきた
- C男が爽彩さんの仕草をしつこく真似してそれが嫌だったみたい
そして、この行為をいじめと認識しているかという質問に対しては、
B男はたった一言、「悪ふざけ」とだけ答えた。
引用:文春
だそうです。
さらにB男の保護者は、爽彩さんの家庭環境にも問題があったと主張しています。
一方、B男の保護者は「子供たちが(事件に)関わる前から、(爽彩さんの)家庭環境にも問題があり、正直全部こっちのせいにされている」と語った。
引用:文春
C男保護者「うちにも娘がいるので・・・」
C男は保護者がインタビューに答えています。
- (C男は)いいも悪いも何もわからないでやってしまった
- 興味本位で言ったと思う
- C男の話では冗談紛れで(画像を送ってほしいと)言ったら、爽彩さんが本当に自分で撮って送ってきたらしい
- 息子も初めて見て驚いてすぐに消したがA子さんに『送って』としつこく言われて送った
- 行為を強要した時C男はいなかった(トイレだから)
- 女の子たちがやったこと
- うちは男の子なので女子トイレには入っていないし、もう1人の男の子と公園にいた
- 爽彩さんは『嫌だ』って泣いたから結局やっていないと聞いている
- C男が《(画像を送らないと)ゴムなしでやるから》と爽彩さんにLINEを送ったという証言について→「それはないですね。絶対にないです」
- うちの息子もすごく反省しました
- 爽彩さんは家出とかを繰り返していて親とうまくいってなかった
- 息子は爽彩さんに『私は独り』と相談されていた
- A子ちゃんは夜まで公園にいてだらしなかったから、『付き合うのはやめなさい』とずっと言っていた
- うちにも娘がいるので、もし自分の子がと思ったら……。息子にはすごく怒りました。
- 隠れている部分やイジメを認めない人とかたくさんいるので、悔しい
D子・E子保護者「偶然その場に居合わせただけ」
D子とE子の保護者は次のように答えています。
- 自分の子どもは偶然その場に居合わせていただけ
- 娘は(行為を)『やれ』とは命令していない
- 娘だけでなくみんなで『できるの?』と聞いた
- D子の保護者「今思えばイジメだったと思う。娘も反省している」
全員がどうしても誰かのせいにしようとしている
ように感じてしまいますね。
旭川いじめを隠蔽?担任や教頭・校長の実名
また、この事件でいじめの事実を隠ぺいしようとしたとして
3人の教師の名前が明らかになっています。
- 菅野未里(担任)
- 金子圭一(校長)
- 中山岳(教頭)
「加害生徒にも未来がある」
という発言で非難されていました。
旭川いじめ加害の事実認定までの経緯
今回の旭川いじめ事件についてこれまで亡くなったこととの関連性を
認めていませんでしたが、3年以上経った
2024年6月30日、ようやくいじめが
廣瀬爽彩(さあや)さんが亡くなった原因だと認められました。
いじめ被害が当該生徒の自殺の主たる原因であった可能性が高く、いじめ被害が存在しなければ、当該生徒の自殺は起こらなかった
引用:ライブドアニュース
2022年9月には、
第三者委員会が市教育委員会にいじめの事実を認めたものの、
死亡との直接関係は認めていませんでした。
これを不服とした遺族が、再調査委員会を作ることを依頼し、
2024年6月30日に設立。
そして、ようやく事実と認定されたわけです。
ここまで時間がかかった原因として、
旭川市の教育委員会がワンマンだったという指摘があります。
旭川のいじめの報告概要、旭川市教委と道教委仲悪いのまでマイルドに報告されていてくそ笑ってる
— ろくた🌗 (@icmt_t) July 1, 2024
旭川の教育委員会すげーワンマンで他の自治体に噂流れてきてたからな
事実を事実と認められない、
そんなことはあってはいけませんよね。
亡くなった命はかえってきませんが、
私たちは何があったのか、亡くなった廣瀬爽彩さんがどんな想いだったのか知り、
2度とこのようなことが起こらないようにすべきではないかと考えます。
▼旭川いじめ事件の記事はこちら
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