兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作った
元県西播磨県民局長の渡瀬康英(60)さんが
亡くなっていたことがわかりました。
死因は自殺とみられていますが本当なのでしょうか。
この男性職員は、19日に調査特別委員会で証人尋問を受ける予定でした。
一体何があったのか経緯をまとめました。
知事パワハラ告発の渡瀬康英県民局長が死亡
兵庫県の斎藤知事や県幹部職員らのパワハラ行為の告発文を
報道機関などに送っていた元県西播磨県民局長の男性(60)が
亡くなっていたことが7月8日にわかりました。
男性職員は19日に、疑惑の真偽を調べるために県議会が設置した
調査特別委員会(百条委員会)
で証人尋問を受ける予定でした。
知事パワハラ告発の渡瀬康英県民局長の死因が自死は本当?
県西播磨県民局長だった渡瀬康英さんの死因は、
自殺
とみられています。
ニュースでも自死と見られることが言及され、
心の健康相談ダイヤルの記載もありました。
おそらく明らかに自死と言える状況だったのでしょう。
しかし、それよりも自死に追いやった背景ということを解明することの方が
大切なのではないでしょうか。
知事パワハラ告発の渡瀬康英県民局長の死亡までの経緯
死亡したのはいつ?
渡瀬康英元県民局長が死亡したのは、
2024年7月7日中
だそうです。
元県民局長は7日の昼過ぎに姫路市内の自宅を出たあとに行方がわからなくなり、親族が行方不明届を提出していましたが、市内の親族の家で死亡しているのが見つかりました。自殺とみられます。
引用:FNN
姫路市内の親族の家の中で死亡していたということで
- 縊死(首をくくること)
- 練炭
- 薬
などが考えられますが、
自死と見られるとの発表が早いことから
明らかに見てわかる縊死だった可能性が高いのではないでしょうか。
告発から死亡までの経緯
男性職員の「告発文」は、
斎藤知事が企業からコーヒーメーカーを受け取ったり、
部下にパワハラをしたりしたなどとする7件の疑惑が記載されていましたが、
県は内部調査の結果はいずれも「真実であると考える根拠がない」という結論でした。
これまでの経緯をまとめました。
- 3月12日:元県民局長が知事や県幹部の違法行為を訴える告発文を報道機関などに送付。
- 3月27日:県が男性職員を解任し、3月末の定年退職も取り消し。知事は会見で事実無根と批判。
- 4月1日:元県民局長が「文書は内部告発」とする反論文を公表。
- 4月2日:知事が会見で「告発文」の事実関係の調査を表明。第三者による外部調査は否定。
- 4月4日:元県民局長が県の公益通報制度を利用して通報。
- 4月16日:原田剛治産業労働部長が「告発文」で指摘された会社からコーヒーメーカーを受け取り、3月下旬に返却したことが判明。
- 4月18日:知事が会見でコーヒーメーカーの受け取りについて「指示していない」と関与を否定。
- 5月7日:県が元県民局長の停職3カ月の懲戒処分を発表。産業労働部長は訓告処分。
- 6月21日:知事が県議会の要請を受け、第三者機関による再調査を決定。
- 7月7日:元県民局長が自死
県は、男性について、知事らを中傷する文書を配布し、県政への信用を著しく損なわせたと指摘。勤務中に14年間で計約200時間、公用パソコンで私的な文書を作成したことや、次長級職員の人格を否定する文書を匿名で送付したハラスメント行為なども処分理由とした。
引用:読売新聞
今回の件について、県議会の要請を受けて
地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)
が51年ぶりに設置されました。
百条委はこれまで2回開かれていて、
7月19日に開催予定の第3回会合に亡くなった男性の証人喚問も予定されていました。
斎藤県知事のコメント
斎藤知事は今回の訃報に次のようにコメントしています。
「大変心からショックを受けています。心からお悔やみ申し上げたいと思います。私は昨日の夜に副知事から連絡があり知りました。百条委に証人として予定されていましたから、心理的な負担はあったと推察されます。我々としても百条委に対応する職員へのメンタルケアの準備をしていたところだったので、このようなタイミングで亡くなったのは大変残念ですし。心からお悔やみ申し上げたい」
引用:MBS
ネットの声
告発者が自死したニュースを受け、
県の責任は重大だと指摘するコメントが寄せられています。
悲しい知らせに。、茫然自失です。個人の力は本当に弱いと思います。また、犠牲者が出ないことを祈ります。この責任はどなたが取られるのでしょうか。知事さんの責任は大きいと思います。
まずは、定年退職の取り消し、停職3カ月の懲戒処分をどのような根拠で、誰がどう判断し、最終決定したのかを明らかにしないと、お亡くなりになった前県民局長は浮かばれませんね。
明らかにされるであろう真実はどのようなものか予見できませんが、お亡くなりになられた方には、これまで有形無形のプレッシャーがあったのではないのでしょうか。
県民局長といえば上級幹部職員、その人が実名で告発し、他にもぞろぞろパワハラを訴える声が噴き出していました かなり信憑性の高い話ではないでしょうか
大変な事ですよ。これは。 ハラスメントの問題はデリケートでもあります。が、しっかりと対象しないとやし、知事始め、県は隠蔽するのではなくて、しっかり向き合い、しっかりと発表すべきです。 ほんまどこの組織もなぜか?加害者保護ばっかりで嫌になります。
全容解明を求める声が上がっています。
しっかりと調査委員会で事実を明らかにし、
なぜ元県民局長の男性が亡くならねばならなかったのか
説明してほしいですね。
亡くなられた男性職員のご冥福をお祈りいたします。
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