2023年世界選手権の金メダリスト
体操の南一輝選手。
『ゆかのスペシャリスト』としても有名です。
同じ2023年FIG体操ワールドカップのゆかで
『後方抱え込み2回宙返り3回半ひねり』を
世界で初めて成功させました。
そんな南一輝選手の出身中学・高校・大学などの学歴、
学生時代の成績について調査してみました。
南一輝の学歴は?出身中学・高校・大学はどこ?
中学校は?
南一輝選手は2012年4月に
下関市立垢田(あかだ)中学校
に入学しています。
垢田中学校は1984年設立の男女共学の公立中学校です。
垢田中学校は水泳部が有名だそうですが、
体操部はありません。
そのため、南一輝選手は、
中学では『レジェンド体操クラブ』で練習をしていました。
高校は?
南一輝選手は2015年4月に
下関国際高等学校(偏差値36−37)
に入学しています。
上の画像は2023年11月16日に
同校を訪問した時のものです。
下関国際高等学校は男女共学の私立で、
1964年に下関電子工高として創立。
1993年に下関国際高等学校に名称変更しています。
下関国際高等学校は普通科と電子機械科があり、
野球部とウエイトリフティング部が全国レベルの高校です。
大学は?
南一輝選手は2018年4月に
仙台大学体育学科(偏差値35)
に進学しています。
仙台大学は『スポーツ・フォア・オール』を
基本理念に1967年に創立。
人間とスポーツの関わりを見つめ、
アスリートから子ども、高齢者などあらゆる人々を対象とした
スポーツや健康づくりに貢献できる
タフな指導者を育成する体育大学とあります。
南一輝選手は複数校からの誘いがあったなか、
仙台大学に進学を決めた理由を
一番に声をかけてくれたのもあったが、ゆかが強い大学なので、得意種目を伸ばせると思いました
と言っています。
南一輝選手は大学入学後しばらくは
6種目(ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒)を続けていましたが、
監督の
ゆかなら五輪を目指せる
という声もあり、
2018年9月の試合出場を最後にゆか1種目に絞りました。
一本に絞っているので、他の6種目やっている人よりも練習時間は長いです。練習量をこなしていることで、自信につながり、思い切って演技をできるようになりました。1つに絞り、得意なことしかしないのが合っていました
『ゆかのスペシャリスト』としての道を選んだ南一輝選手。
ゆかでは敵なしと言われています。
南一輝の学生時代の成績は?
中学時代
小学校2年生の時から
体操を始めた南一輝選手。
2014年中学3年生で
- 山口県選手権大会:個人総合3位
- 山口県選手権大会:種目別鉄棒1位
- 山口県選手権大会:種目別ゆか3位
- 中国中学校体操競技選手権大会:個人総合6位
という成績を残しています。
高校時代
南一輝選手は高校3年生だった2017年
中国大会で高校生活初めての優勝
続くインターハイでもゆかで優勝
しています。
南一輝選手は
高3の6月から一気に伸びました。体の動かし方が違うが、トランポリンで練習しているとゆかでもうまくできるようになり、だんだん適応できました
体操を続けてきて一番嬉しかった
と言っていました。
大学時代
南一輝選手は、仙台大学に進学直後に、
東京オリンピックを狙って種目をゆかに絞っています。
『ゆかのスペシャリスト』して
多くの実績を残しています。
- 2018年:全日本体操種目別選手権 ゆか4位
- 2019年:インカレ ゆか1位、跳馬2位
- 2019年:全日本体操選手権 ゆか優勝
- 2019年:ワールドカップ ゆか優勝
- 2020年:全日本体操種目別選手権 ゆか優勝
- 2020年:全日本体操選手権 ゆか優勝
- 2021年:全日本体操種目別選手権 ゆか優勝
- 2021年:全日本体操選手権 ゆか優勝4月
しかしケガに悩まされ、
東京オリンピック出場を逃しています。
南一輝のwikiプロフィール
プロフィール
- 名 前:南一輝(みなみかずき)
- 生年月日:2000年1月24日
- 年 齢:24歳(2024年4月現在)
- 出 身 地:山口県下関市
- 身 長:163㎝
- 体 重:59㎏
- 家族構成:父・母・姉・本人・弟
- 趣 味:風景写真を撮ること
- 得意種目:ゆか
経歴
南一輝選手が体操を始めたのは小学校2年生の時です。
持病のぜんそくを改善させるため、
ご両親が選択したのが体操だったそうです。
体操を選んだ理由は
側転が得意だったから
だそうです。
南一輝選手の才能が開花したのは
下関国際高等学校3年生の時。
ゆか運動で初の日本一に!
仙台大学に入学後は
『ゆか運動のスペシャリスト』として
活躍してきました。
しかし、2021年の東京オリンピックでは
選考レース中のけがが響き代表を逃しています。
南一輝選手は
けがをしない体作りとともに、
団体での貢献を考え、跳馬にも取り組み始めました。
2023年のFIG(国際体操連盟)種目別ワールドカップのゆかで
「後方抱え込み2回宙返り3回半ひねり」
を世界で初めて成功させた南一輝選手。
このH難度の新技を「ミナミ」と命名しました。
目指すのは団体と種目別ゆかの金メダル。跳馬でも個人のメダルを取りたい
と言う南一輝選手。
これからも活躍に期待しています。
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