北海道旭川市で2021年に集団的ないじめを受けた末、
凍死した中学2年生の広瀬爽彩さんの問題について、
これまで加害者の名前が非公表となっていました。
いじめの調査をまとめた報告書には
個人情報の部分がマスキング(黒塗り)されていましたが、
黒塗りなしの画像がインターネット上に流出していたことが新たにわかりました。
一体、この画像はどこで見られるのでしょうか。
また、流出の経緯・原因も調査しました。
旭川いじめ報告書が黒塗りなしでネットで流出!?
この事件は、北海道旭川市で2021年、
集団でいじめを受けていた
中学2年広瀬爽彩さん(当時14歳)が
いじめの末に凍死したものです。
当時の加害者らは未成年ということなどから、
いじめについての調査報告書のうち、
名前などの個人情報が特定できるものは、マスキング(黒塗り)されて
非公表となっていました。
しかし、この黒塗りがない状態のいじめ報告書が
インターネット上に流出した疑いがあることが
2024年6月24日にわかりました。
▼旭川いじめ加害者の実名や相関図まとめはこちら
旭川いじめ報告書の黒塗りなし画像はどこで見れる?
流出した「旭川いじめ報告書の黒塗りなし画像」
が見られるのは、
いじめ撲滅をうたう市民団体のサイト
です。
第三者委の報告書とみられる文書が掲載されているのはいじめ撲滅をうたう市民団体のサイト。市教委は公表時、遺族側と協議の上でプライバシーなどに関する部分をマスキングしたが、サイトでは閲覧できる状態となっている。
引用:Yahoo!ニュース
具体的なサイト名までは報道では明かされていませんでしたが
ネットではあるサイトが特定されていました。
いじめ撲滅.comというサイトが
今回の公表の経緯を説明しています。
当方が「マスキング処理がされていない報告書を公開した目的」は、二つあります。
一つは、文春オンラインの虚偽報道や黒塗りだらけの報告書によって、謂れのない誹謗中傷(いじめ)を受け続けている方々(主に教師たち)の汚名を少しでも晴らすこと。
もう一つは、爽彩さんが、何に悲しみ、苦しんでいたのかを、社会に、正しく理解して貰うために、事実を明らかにすること。
この二つです。
引用:いじめ撲滅.com
黒塗りなし画像を公開した理由は、
- 虚偽報道や黒塗りだらけの報告書によって、謂れのない誹謗中傷(いじめ)を受け続けている方々(主に教師たち)の汚名を少しでも晴らすこと。
- 爽彩さんが、何に悲しみ、苦しんでいたのかを、社会に、正しく理解して貰うために、事実を明らかにすること。
だと言います。
▼いじめ撲滅をうたう市民団体旭川のサイトの詳細や代表者についてはこちら
旭川いじめ報告書の黒塗りなし画像の流出の経緯は?
今回、
旭川いじめ報告書の黒塗りなし画像が流出した経緯としては、
関係者の可能性が高そうです。
市教委によると、処理なしの報告書を持っているのは一部に限られる。
引用:Yahoo!ニュース
担当者は「流出したのかどうかも含めて状況を調査している」と話した。
そもそも処理なしの報告書を持っていた人間は一部に限られ
内部の人間のはずです。
今回の事件について加害者の素性を隠し、
プライバシーを守ることに納得のいっていない人間がいたのでしょう。
追記:サイトは現在文書を削除している
この黒塗りなしの調査報告書を掲載したサイトは、
旭川市教委の要請に応じて6月26日夜までに文書を削除したようです。
サイトの運営者は、
「削除要請があれば対話の上で検討する」
引用:HBC
と話していたようなので、その話し合いが行われたということでしょうね。
ネットの反応
爽彩さんのいじめ凍死事件では市教委の対応が不十分だったし、報告書がインターネット上に流出するなんて、個人情報保護や危機管理が全くできていない証拠。
被害者は守らず、被告とされた方々を守るために殆どが黒塗りという状況。 良くないのかもしれませんが、黒塗り無しはそういうのに対しての怒りなのかなとさえ思えます。
流出も確かに問題だと思いますが、当時、なぜか被害者の人権を守るのではなく、加害者の未来を守ろうとした教育委員会に虫唾が走る。
▼いじめ撲滅をうたう市民団体旭川のサイトの詳細や代表者についてはこちら
コメント
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