兵庫県尼崎市の元市長として活躍していた稲村和美さん。
兵庫県の県知事選挙に立候補の意向を固めたようです。
稲村和美さんの市長時代は
どのような取り組みをしてきたのでしょうか。
噂では功績がすごいとのことです。
稲村和美さんの実績や世間の評判について調べてみました！
稲村和美の尼崎市長就任期間は？
稲村和美さんの尼崎市長就任期間は、
2010年12月12日から2022年12月1日
までの
女性市長としては当時最年少の38歳で就任しています。
市長になる前は、兵庫県議会議員として
情報公開を推進していました。
稲村和美さんが、初めて市長選に
立候補したのは2010年で、
初立候補で市長になっています。
その後、2014年、2018年の市長選で
2位との差は
4万票～5万票
で圧勝していました。
そして、2022年7月の記者会見で、
任期満了後は市長選に立候補しないことを明かしました。
退任に伴い、後続指名をしており、
新市長の就任に合わせて
満了予定より10日前に退任をしました。
退任時には、
政治家を引退する
と明かしています。
しかし、県知事選挙に立候補をするようなので
兵庫県の立て直しをしたいと思ったのか、
支援者から後押しがあったのかもしれません。
▼稲村和美さんの経歴についての記事はこちらをご覧ください
稲村和美の実績3選！
①財政の健全化と市債削減
稲村和美さんが、市長に就任したときは、
尼崎市の財政は厳しい状態にあったようです。
この厳しい財政状況を立て直すために
大胆な財政改革をしました。
市債残高の減少を目指し、収支を保ちながら
また、市の予算を適正に管理する体制も作ったようです。
はじめはなかなか上手くいきませんでしたが、
市の財政は少しずつ改善され、
市の運営が上手くいくようになったんだとか。
稲村和美さんもこの改革について、
崖っぷちにあった財政を立て直すため、
市債の減少を視野に入れつつ、
未来に向けた投資を行った。
と語っています。
この改革が、多くの市民に
手腕を持つリーダーとして評価されました。
②中学校給食の開始と子育て支援への貢献
稲村和美さんは、中学校での給食制度や、
子育て支援に力を入れていました。
そのため
子育て支援センターの拠点整備
を進めました。
子育て世代が便利で使用しやすい設備や、
地域の子育て支援の強化を図ったことで
子供を持つ親の生活環境が改善されました。
また、
これらの取り組みが子育て世代に評価され、
尼崎市の未来を明るくするものだった
と言われています。
稲村和美さんは、
未来を担う子どもたちに投資することが大切
と語っており、
有言実行をしました。
③暴力団事務所の一掃と非合法店の閉店
稲村和美さんは、尼崎市内に存在していた
2019年には暴力団の事件があり、
市民からは不安があったようです。
そんな尼崎市の治安を守るため
稲村和美さんは、市民の安全が最優先事項とし、
警察と連携してこの取り組みを行いました。
一掃のやり方は、
この取り組みは全国でも初の試みだったことから
メディアでも取り上げられ、
稲村和美さんの知名度が上がる結果となりました。
また、複数の暴力団組事務所がある自治体で
撤去をしたのは全国で初めてだったんだとか。
また、戦後から存在した「かんなみ新地」の
非合法店36店舗
全てを閉店させたようです。
非合法店に違法営業の中止を求める警告書を出しました。
すると、
閉店後、非合法店はすぐに取り壊され、
尼崎市内の治安改善に繋がりました。
稲村和美の世間の評判は？
良い評判
このタイミングで兵庫県知事選挙に出馬か、
この人は有能だしちゃんと管理が行き届いてたら大丈夫そう。
稲村和美氏は、尼崎市長として、長年誰も手を付けなかった、
反社の事務所とかんなみ新地をぶっ潰した人です。
物腰はやわらかいけど芯はしっかりしている。
尼崎の財政も改善させ、現市長にスパッと譲った所はお見事でした。
市民目線、県民目線で考えてくれる人です。
自宅を隠さずに暴力団事務所も排除した方です。
浄化作戦で女性や子どもが安心して歩ける街になった尼崎市
稲村和美さんが、今まで取り組んできた
子育て支援の強化、暴力団事務所の一掃
といった成果が評価されています。
悪い評判
稲村和美さんの悪い評判として、
市長任期最後の方の、USBメモリ紛失事件がありました。
USBメモリには、市民の個人情報が入っており
市民に不安を与えてしまったようです。
結果的にはUSBは発見され、
情報漏えいはありませんでしたが、
この件について、
市長としての危機管理能力が不足している
今回の件で市への信頼が揺らいだ
市政のスピード感が足りない
といった声がありました。
ちなみに、USB紛失事件で
稲村和美さんは、
反省と再発防止の決意
としてボーナス195万円を
自ら全額カットしました。
世間の評判は、実績を残し、
尼崎市を立て直したことを評価されているとの
意見が多くありました。
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