京都府警の警察学校で柔道訓練中に警察官が後頭部を強打し、
死亡する事故がありました。
亡くなったのは初任科生の女性巡査(23)です。
一体なぜ事故は起きたのでしょうか。
亡くなった巡査の名前や顔画像、
柔道経験について調査しました。
柔道訓練で女性巡査が死亡
事故があったのは、
京都府警の警察学校です。
今月1日、柔道場で同僚警察官と乱取り中に投げられ、
後頭部を強打した女性巡査(23)が、
緊急手術を受けましたが、
意識がない状態が続いていました。
意識不明の重体だった女性巡査は7月13日、
死亡しました。
死因は急性硬膜下血腫だったということです。
当時、訓練には約50人の初任科生が参加し、
3人の指導教官が監督していている状況でした。
また、柔道用のヘッドキャップを着用していたといいます。
死亡の女性巡査の名前や顔画像は?
死亡したのは、
初任科生の女性巡査(23)=殉職後巡査部長に昇進=
です。
名前や顔画像は公表されていません。
今年4月に採用されたばかりの警察官です。
23歳ということで大卒で採用された警察官とわかります。
大卒であれば6ヶ月間警察学校で訓練を受け
警察署の交番に配属されます。
あと3ヶ月で警察学校を卒業ということで
学校生活にもなれてきた頃だったでしょう。
柔道訓練で死亡事故の原因は?
柔道未経験で受け身ができなかった?
事故が起きた原因は調査中のようですが、
亡くなった巡査も相手も柔道は初心者でした。
この日は初任科生50人余りが参加し、巡査も相手も初心者だったということです。
引用:NHK
訓練は4つのグループに分かれ、当時は相手に技を掛け合う「乱取り」が行われていたということで、京都府警では、3人の教官が全体に目が行き渡るよう配置されていたとしています。
互いに初心者同士ということで
加減がわからなかったり受け身ができなかったりと
危険はあったかと思います。
警察官はみんな柔道や剣道経験者と思われがちですが、
警察学校に入って初めてやる人がほとんどです。
そして、学校を卒業するまでに初段を皆取得するようになっていて
日々、柔剣道の訓練をしています。
そのため怪我をすることも珍しくありませんが、
今回は打ちどころが悪かったためこのような悲しい事故につながったようです。
ヘッドキャップはしていた
訓練中は頭を保護するヘッドキャップを着用していたということです。
おそらくこのようなものをつけていたのでしょう。
とはいえ完全に頭を守れるわけではないので
強い衝撃を受ければ怪我もします。
うまく受け身を取れないと
後頭部への衝撃は相当なものですからその辺りの指導も
徹底しなければならないでしょうね。
亡くなった女性巡査のご冥福をお祈りいたします。
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