今回は、
パリオリンピックで金メダルが期待されている
柔道男子60キロ級の永山竜樹(ながやまりゅうじゅ)さんについてお伝えします!
永山さんは高校、大学はどこに通っていたのでしょうか。
中学時代には、世界大会に初めて出場しています。
そんな永山竜樹さんについて学歴をまとめました。
永山竜樹のwikiプロフィール
名前 | 永山 竜樹(ながやま りゅうじゅ) |
生年月日 | 1996年4月15日 |
年齢 | 27歳(2024年4月11日現在) |
出身地 | 北海道美唄市 |
身長 | 156㎝ |
体重 | 60㎏ |
最終学歴 | 東海大学 |
所属 | SBC湘南美容クリニック |
職業 | 柔道家 |
柔道家選手にしては小柄な体格の永山さん。
お父さんもまた小柄なんだとか。
柔道の才能はお父さん譲りなのかもしれませんね。
柔道は4歳の時に、友達の「やってみない?」がきっかけで始められたそうです。
永山竜樹の学歴は?小学校〜大学まとめ
小学校
永山選手の出身小学校は、
美唄市立峰延小学校(2020年3月閉校)
です。
当初は遊び感覚、“強くなりたい”とは思っていなかったという永山さん。
小学校2年生からは、女子柔道家・玉置桃選手の父親が指導する
「岩見沢柔道少年団」で稽古を開始します。
次第に、試合で負けると“悔しい”という思いになり、
永山さんの〝負けず嫌い〟な性格が頭角を現していきます。
また身体が小さかった分、何倍も練習するように指導を受け、
人よりも練習することの大切さを身につけていったそうです。
この負けず嫌いな性格と、柔道に対する前のめりな姿勢が、
今後の強さへと繋がっていったのかもしれませんね。
また、永山さんは小学校の卒業アルバムで、
『オリンピックで5連覇する』とも書いていたそうです。
約2か月で世界大会に2度出場されることが話題となっている永山さん。
世界チャンピオンへの憧れは、この頃から変わらずなのかもしれませんね。
美唄峰園小学校は、現在は閉校してしまっていますが、閉校前は講演会も行っていました。
永山選手は、
当時の全校生徒19名の前で、今後の挑戦と活躍を誓っています。
「自分の夢は小さいころから変わらない。オリンピックで金メダルを取りたいと思って柔道をやってきた」
永山竜樹、来年閉校の母校に「五輪金」刻み込む – 柔道 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
中学校
永山竜樹さんの出身中学校は、
学校法人 愛知真和学園 大成中学校
です。
愛知県一宮市にある中・高一貫校であり、
全国大会で優勝常連の超名門校です。
地元の北海道を離れ、ご自身の理想とする柔道を目指して進んでいます。
大成中学校を選んだ理由として、以下のように語っています。
練習に行ってみると強い選手がたくさんいたし、今まで以上に自分の理想とする柔道ができると思った
引用:永山竜樹 著名な選手インタビュー/ホームメイト (judo-ch.jp)
そして、ここで初めて、〝日の丸を背負って戦う〟という経験をして優勝します。
この優勝が、「自分もこれで世界で戦っていける」と自信になったとか。
そのぶん膨らんでいくプレッシャーでしたが、さすが永山さん。
このプレッシャーも戦う糧へと変えていったそうです。
精神面もさすがアスリートですね。
そして中学校2年生の時には、
兄弟でオリンピック同時優勝を果たした事でも有名な
阿部一二三選手とも対戦されています。
結果は敗北となりましたが、当時について振り返り、敗因についてこう語っています。
今でこそ、とても有名な柔道選手として活躍している阿部一二三選手ですが、その頃はそこまで名前が出ていない選手でした。
そのため、その油断が試合に出てしまったのと、世界カデ柔道選手権大会の優勝で奢りが出たことも重なったのが、敗因だと思います。
引用:永山竜樹 著名な選手インタビュー/ホームメイト (judo-ch.jp)
また、大成中学校卒業から10年以上経った今でも、母校には顔を出し、
将来有望な後輩たちを激励しに行っているようです。
大成中学のある〝愛知県を第二の故郷〟ともしています。
おめでとう㊗️
— 永山竜樹 (@Ryuju_60) August 23, 2022
試合前に大成行ったけどみんな必死に練習してたし、強かったもんなー! https://t.co/RbNLCt0pBN
今から第二の故郷、愛知に帰ります!
— 永山竜樹 (@Ryuju_60) May 21, 2016
高校
永山竜樹さんの出身高校は、
大成高等学校(偏差値51~60)
です。
大成高校は、強化クラブにも指定されている男女ともに名の知れた柔道強豪校です。
そんな大成高校時代にも、数々の成績を残している永山さん。
勝ち進めていく中で、柔道に対する姿勢や考え方が次第に変化していったといいます。
柔道と向き合ったとき、これまでのトレーニングではなく器具などを使うウエイトトレーニングに取り組む必要があると思うようになりました。
引用:永山竜樹 著名な選手インタビュー/ホームメイト (judo-ch.jp)
そんな厳しいトレーニング漬けの日々がうかがえる高校時代ですが、
それでも
〝柔道が好き〟という気持ちは変わらなかったそう。
大成高校3年生の時には、シニア選手を相手に準決勝まで勝ち進めており、
当時を振り返り、以下のように語っています。
高校3年のときに出場した講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で、シニア選手を相手にしながらも準決勝まで勝ち進み、大きな自信に繋げることができたと思います。
引用:永山竜樹 著名な選手インタビュー/ホームメイト (judo-ch.jp)
大学
永山竜樹さんの出身大学は
東海大学体育大学部(偏差値35~45)
です。
東海大学は、全日本でも強化選手に入る選手を多く輩出しています。
そんな絶対的な強さを求め、永山さんも2015年に東海大学へ入学しています。
ここで練習を重ねれば絶対に強くなれると確信したといいます。
この大学で練習すれば絶対強くなれるし、いろんなことが学べると思った
引用:永山竜樹 著名な選手インタビュー/ホームメイト (judo-ch.jp)
また、東海大学2年生の時には講堂館杯で志々目徹選手を倒し、
シニアの全国大会で初優勝も果たしています。
そして、2023年12月には歴史に名を残すような戦いの末、3学年先輩の高藤直寿選手に勝利し、
オリンピック内定を掴みました。
永山竜樹の成績は?大成中学で初めて世界大会へ!
これまで学歴をご紹介してきた永山選手ですが、
成績をまとめてみました!
初めての世界進出は大成中学時代だったようです。
▼以下主な戦績
中学時代
中学3年 | 全日本カデ選手権大会 | 優勝 |
世界カデ選手権大会(50㎏級) | 優勝 |
カデ…フランス語で【少年】や【末っ子】を表す言葉。柔道会では15歳~17歳の選手を表すそうです。
高校時代
高校1年 | 全日本カデ(55㎏級) | 準優勝 |
ドイツジュニア国際大会(55㎏級) | 3位 | |
全日本ジュニア(55㎏級) | 準優勝 | |
アジアジュニア・ユース選手権大会(55㎏級) | 優勝 | |
ブレーメンジュニア国際大会(55㎏級) | 優勝 | |
高校2年 | 全日本カデ(55㎏級) | 優勝 |
ロシアジュニア国際大会(55㎏級) | 優勝 | |
インターハイ(60㎏級) | 優勝 | |
全日本ジュニア大会(55㎏級) | 優勝 | |
全国高校選手権大会(60㎏級) | 優勝 | |
世界ジュニア大会(60㎏級) | 5位 | |
高校3年 | インターハイ | 5位 |
国民体育大会少年男子の部 | 優勝 | |
講道館杯(60㎏級) | 5位 | |
世界ジュニア選手権大会(60㎏級) | 優勝 |
途中で階級をあげられた理由…高校時代、重量に焦点を当てトレーニングを変えられているので、それが影響しているのかもしれませんね。
大学時代
大学1年 | ロシアジュニア国際大会(60㎏級) | 優勝 |
東アジア柔道選手権大会(60㎏級) | 優勝 | |
全日本ジュニア柔道大会(60㎏級) | 優勝 | |
世界ジュニア柔道選手権大会 | 優勝 | |
講道館杯(60㎏級) | 5位 | |
大学2年 | 全日本選抜 | 3位 |
グランドスラム・バクー(60㎏級) | 2位 | |
講道館杯(60㎏級) | 優勝 | |
グランドスラム・東京(60㎏級) | 優勝 | |
大学3年 | 全日本選抜(60㎏級) | 優勝 |
グランドスラム・エカテリンブルグ (60㎏級) | 優勝 | |
グランドスラム・東京(60㎏級) | 3位 | |
ワールドマスターズ(60㎏級) | 優勝 | |
グランドスラム・デュッセルドルフ (60㎏級) | 優勝 | |
大学4年 | グランプリ・ブタペスト(60㎏級) | 優勝 |
世界選手権 (60㎏級) | 3位 | |
グランドスラム・大阪 (60㎏級) | 優勝 | |
グランドスラム・デュッセルドルフ (60㎏級) | 優勝 | |
ワールドマスターズ(60㎏級) | 優勝 |
社会人
2020年 | グランドスラム・パリ(60㎏級) | 優勝 |
2021年 | グランドスラム・タシケント(60㎏級) | 優勝 |
2022年 | グランドスラム・パリ (60㎏級) | 優勝 |
グランドスラム・ウランバートル (60㎏級) | 優勝 | |
ワールドマスターズ (60㎏級) | 2位 | |
2023年 | ワールドマスターズ (60㎏級) | 優勝 |
グランドスラム・東京(60㎏級) | 優勝 |
輝かしい成績の数々ですね!
永山竜樹の高校や大学・学歴まとめ
まとめ
・永山竜樹選手は4歳の時に柔道を始めた。
・美唄市立峰延小学校、大成中学校、大成高等学校、東海大学出身。
・永山選手はこれまでにも数多くの輝かしい成績を残している。
・〝投げて一本を取る柔道〟というこだわり抜いたスタイルを持ち、勝利することに対して幼い頃から強い信念を持つ選手。
パリオリンピック2024の内定が決まっている永山竜樹さん。
今後の活躍も楽しみですね!!金メダル獲得を願って、
永山さんのこだわる柔道スタイルも合わせて注目していきたいものです。
ぜひ皆さんで永山竜樹さんを応援していきましょう!!
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